お部屋紹介③

こちらも池に面した部屋を「房川(ぼうせん)」
こちらも池に面した部屋を「房川(ぼうせん)」

こちらも池に面した部屋を「房川(ぼうせん)」と名づけました。

「房川」は、旧栗橋町に在った房川渡中田御関所(ぼうせんのわたしなかだおんせきしょ)に由来します。

 利根川橋のたもとに「栗橋関所趾」の石碑が建てられています。

 この関所は、寛永二年(1625年)に対岸の中田宿との間に設置されたもので、日光街道唯一の関所です。

幕府は北の警固を目的に、利根川には架橋しませんでした。将軍の日光社参の際には、臨時の船橋が設けられました。

 関所は、明治二年(1869年)に廃止されました。

通交は渡船で行われていましたが、大正十三年(1924年)利根川橋の開通により廃止されます。

 当時の関所跡は、その後の河川改修の結果、現在川底となっています。その名残として、栗橋関所趾の記念碑が往事を偲ばせています。

4名様から12名様